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飯島 和毅; 舟木 泰智; 萩原 大樹; 中西 貴宏; 鶴田 忠彦
no journal, ,
原子力機構は、2012年末から福島長期環境動態研究(F-TRACEプロジェクト)を実施している。福島第一原子力発電所事故で福島県の沿岸域を中心に放射性セシウムが放出された。このプロジェクトでは、福島県沿岸域の河川水系における放射性セシウムの移動挙動を調査するとともに、放射性セシウムの分布と将来の住民の方々の被ばく線量を推定するための予測モデリングツールを開発している。調査対象河川の一つである請戸川は、下流に比べて上流の放射性セシウムの沈着量が多いことから選定された。本研究では、2013年から2014年にかけての請戸川における放射性セシウム濃度の分布状況や経時変化等の観測結果を概括する。その結果、ダムは上流から下流への放射性セシウムの移動を抑制する能力を有することが明らかになった。